【歴史】Own Your Life 2016日本語版が出来るまで

-以下、一部2011.9「ザ・システム日本語版」はじめに。より-

ドンとナンシーとはサンディエゴのノードストロム(百貨店)の喫茶室で2000年に会って以来、 親しい付き合いが続いています。

その二人から彼らの考え方を集大成した新しい本をまとめていると 聞いたのが、「ザ・システム」だったのです。

二人は1967年にネットワークビジネスを始め、 ナプキンプレゼンテーションなど成果があがったものを17年間もかけてまとめたものが最初の本「ザ・ べーシック」でした(1984)。

その8年後の1992年、日本でも、四海書房により、その翻訳書「2×2=6」が出版された のです。
この本はMLMバブルと言われた時代で、日本の多くの従事者がこの本を読み込んだものです。

なぜ読み込んだのかと言うと、ネットワーカーたちが前提として頭に叩き込んでおくべき『ネットワークマーケティングの本質』を見事に紹介している世界で唯一と言える存在だったからです。

その価値は、今の時代も当然変わりません。

ただ、今、この本の価値を知る人間は少なくなっていました・・・
そして、「本質」を知らない人間たちによって、少々現場が荒れている感じもします。

不幸なことに、、、、
この本は、実は、時代とともに原書では「45 Second Presentation 」⇒「Own Your Life」と題名を変えていっているにも関わらず、日本語版では、最新の「Own Your Life」に値する内容は、今まで紹介されてきませんでした。

2003年に「ザ・ベーシック」は「45秒プレゼンテーション」に進化し、「自分の人生を持つ」 という考えが前面に出てきたのです。

2006年にはアメリカで「ザ・システム」が出版され、さら に5年遅れて2011年に私の翻訳で日本語訳が日の目を見るに至ったのです。

その後、四海書房からも「ザ・システム」の名が全く想像できない「はじめ方の始め方」という謎の題名で本が出版されたこともあり、世の日にドンのビジネス指南の正しい流れが不明確になっていたような気がします。。。。

今回、私は、ドン・フェイラと直接、そのへんも話し合いました。

「ザ・システム」のステップでは、「ザ・ベーシッ ク」がステップ2、次の「45秒プレゼン」がステップ1、「ザ・システム」が全体を取りまとめるとい う形になっています。

今後、「ザ・システム」に関しても、今後、このプロジェクト内で最新版を出版してまいります。

この本の内容で、特に重要なことは、ステップ1における、『Own your Life:自分の人生を持つこと』

そしてそれを実現するにはネットワークビジネスが最高だということです。

この部分、長年、原本が語っている細部までの真の内容を日本の皆さんに伝え直す必要があるということを長年考えてきていた手前、今回「2×2=6」に変わる「完全版」とも言える書「Own Your Life2016版」とも言える『自分の人生を持つ〜人生を変える45秒プレゼンテーション』なのです。

アップルコンピュータの スティーブン・ジョブスも言っていますが、金、時間、不健康に支配された「奴隷の人生」でなく「真の自由」を得ようという考えです。

最近、元気のない日本人も、「ザ・システム」を徹底的に活用し、「自分の人生を持つ」ことができれば、自信を取り戻し、日本を救うことになるかもしれません。

2016.9.28 櫻井雅章

「自分の人生を持つ」:本書の「はじめに」より


はじめに

今から50年前ドンとナンシーはパンケーキハウスを買い取り35名の従業員を抱え、4年間にわずか3日しか休みを取ることのできない悪夢の真っ只中にいました。

たまたま友人から誘われ、「自分の人生」という自由を求め、1967年にネットワークマーケティング業界に足を踏み入れたのです。

その後あの有名な、ナプキンに数字や絵を書きながら説明する「ナプキンプレゼンテーション」が大成功。

今度はそのプレゼンテーションに時間を取られ、危うくパンケーキハウス状態に戻りそうになったのですが、当時のカセットテープレコーダーの普及の波に乗り、「ナプキンプレゼンテーション」がテープ録音で大ヒットしたのです。

さらに波に乗り、テープだけでなく、今度は1984年に”The Basics”としてアメリカで発刊した「自分の人生を持つ」Own your lifeという本(日本では「2×2=6」、「2×2=6」改訂版、として過去に紹介)が、その後30年を経て世界で700万部の超ベストセラーとして、ネットワークマーケティング業界を席巻することになり、現在に至っているのです。

最近の英語版の”Own your Life”では成功者の体験談が掲載されるようになっています。
今回の日本語訳では、この成功者の体験談をさらに進め、会社を問わず、日本を代表するネットワークマーケティング業界のリーダーの方達と直接インタビューを行い、ネットワークマーケティング成功のためのポイントを非常に興味深い形でご紹介することができるようになりました。

その方々がどのようにして大成功をつかんだのか、読者の皆さんに大きな参考になると考えます。

これら成功者と面談、整理してみると、当然ながら、ドン、ナンシーの成功法則と、日本のリーダーの成功法則には多くの共通点があることがわかります。

「ネットワークマーケティング最大の誤解は商品とサービスを売ることだと勘違いをすることだ。」というリーダーがいます。
「このビジネスは売る仕事ではない。」と瞬間的に喝破した元営業のプロ。
要は売っていては1馬力を脱出できないからです。
それは商品やサービスを売る暇があったら、まず自分のグループの人に有用な情報、エネルギーを徹底的に伝え、大きな組織をつくり上げることが優先するからです。

組織ができ上がったら、自然な形で流通が起ってくるとドンは主張しています。
ネットワークマーケティングは個人戦でなく団体戦なのです。
1馬力でなく多馬力、個人々々のスタンドプレーでなく、デュープリケーション、重たいものを一人で持つのでなく、テコの原理を使い軽くするのです。
足し算引き算の世界でなく、掛け算の世界。
「侍でなく、大名になる。」という、まさに日本的表現をするリーダーもいます。

情報の伝え方も直接何十人にも伝えるのでなく真剣に捉える人5人に伝え、その5人が、次の5人(=25人)に伝えればいい。
こうなると、足し算から掛け算を飛び越え、単利の世界から複利の世界へ突入ということになります。

しかし、5人➠25人➠125人➠625人、、、、というのは簡単なようで、段数が増えれば、増えるほど伝言ゲームの常で、情報、エネルギーが減衰、劣化してしまい、うまく伝搬しないものなのです。

世の中はそう簡単にうまくいかないものです。

そこに必要なのは、正しい情報、エネルギーが減衰なく伝搬するための戦略的な熱い想い、教育システム、リーダー育成が重要になってくるのです。

ドン、ナンシーはモチベーションの法則を説き、金・銀・空の船の例を使い、リーダー育成を説きます。

他のリーダーはそれぞれ貴重な体験を熱く語り、いかに素晴らしいリーダーを獲得するか、いかにクロージングの決定率を向上させるかに力を注いでいるかを語っています。

決定率が高いため、タイトルを取るのに、苦労などしたことがないというレベルのリーダーもいます。
まるで魔法の杖を持っているようなものです。

「そのようなことが絵空事でなく、確かにできるのだ。」ということを知ることが重要なのです。
この本を読んで少しでも多くの皆さんが、中成功、大成功していただくことができれば、本望です。

組織のサイズの限界の問題もインタビューの中に出てきました。
「グループの大きさは育成したリーダーの質と量で決まる」という話がありました。
これは取りも直さず、トレーニングをどれだけするか、決定率を常に改善しようと、日々、いかにリーダーが努力するか、要するに、ビジネスの世界でPDCAを良い意味で徹底的に回すことに通じます。

毎週のトレーニングを10年、20年と継続しているリーダー。
彼らはみな特別なことをやったわけではない、ただコツコツとやっただけと言います。

世の中には、三日坊主が充満しており、その中で10年以上も「特別でないこと」をコツコツと継続することが、「特別なこと」といえるのでしょう。

それから「素直」について。

多くの人は「守破離」ということ、すなわち、スタート時点では、成功者の真似をすれば良いと言います。(ただし今回のインタビューの中で約1名素直でないという人がいます。この方は成功のために特殊な環境条件で特殊なことをして、たまたま成功した方なので、必ずしもこの方の真似をしたらいいというものでもないでしょう。)
しかし簡単に素直になれない理由もあります。

「どうしたら素直になれるのか」を伝えるリーダーもいます。
ドンとナンシーは大きな実績を作った大成功者なので、まずはこの本で彼らが述べていることを素直に実践したらいいと思います。

最後になりますが、今回は日本を代表するリーダーとインタビューすることができましたが、しかし、その実現にはこの業界における抜群の成功者であり、生き字引であり、彼らリーダーと長い間親交を持つ早川久美子女史の力によるところが多く、彼女なしにはとてもこれだけのリーダーの方々に短期間にインタビューすることはできなかったと思われます。ここに感謝の意を表したいと思います。

久堀勝様、浅野文弥様、伊藤滋様にも、リーダーの方々の紹介、編集のお手伝いと多岐にわたる支援に心から感謝いたします。

2016年10月
監修者 桜井雅章

「自分の人生を持つ」:序章


序章

※この訳は書籍のなるための最終校正前の最終内部校正訳によるものです。書籍の訳は多少変わりますのでご了承下さい。

1日24時間から睡眠、通勤、勤務時間、毎日の雑用を差し引くとほとんどすべての人は自分の好きなことに割ける時間は1~2時間程度しか残っていません。
また、十分な時間があっても、自由に使えるお金はあるでしょうか?私たちは在宅ビジネスを通して「自分の人生」を獲得する成功システムを開発しました。誰でもできるいたってシンプルなシステムです。それはものを売り歩くものでもなく、決して時間のかかるものでもありません。ご興味がおありなら、簡単なメッセージをご案内差し上げます。

※以上が名刺の裏面等に記す「『45秒プレゼンテーション』のフレーズ」です。

この部分を読むのにどれくらいの時間が掛かりましたか?この卓越した本書の著者であるドン・フェイラが「45秒プレゼンテーション」と呼ぶには、それなりの理由があります。45秒であなたの人生を変えると確信を持って言えるからです。

「どうしてそのように確信が持てるのですか?」と疑問に思われるかもしれません。当然のことです。本書の第5章を読み終えた時点で、その質問に対する明確な回答をあなたに得ていただけるはずです。それどころか私たちが持つその確信を、あなたも分かち合っていただけるものと信じています!

この本はあなたに究極の質問を投げ掛けています。それは、「自分の人生を手にしていますか?」という質問です。ほどんどの人は、それを手にしていないというのが事実です。ほとんどの人は、仕事やその他のことによって自分の人生が束縛されてしまい、仕事で時間は手一杯になっていますが、銀行口座はいっぱいになっていません。

あなたが経済的に豊かになる道はいろいろあります。この本にはその道について書かれています。経済的に豊かになるとはどのような意味なのでしょうか。もちろん十人十色の捉え方があることでしょう。ある人にとっては物凄いお金持ちを意味します。

ほとんどの人にとって経済的に豊かになるとは、時間の自由、つまり自分と自分の愛する人と心身共に豊かになり、共に喜びを分かち合い、毎日誰にも束縛されず、自由に生きることができるということです。

これが「自分の人生」という意味です。

掛け算のパワー

あなたを「自分の人生」へと導くこれまでとは違った道とはいったい何なのでしょうか?それはネットワークマーケティングとかマルチレベルマーケティング(MLM)と呼ばれるものです。ネットワークマーケティングは、ほとんどゼロの状態からスタートして、限りない収入の流れをつくり出す手段です。ネットワークマーケティングは年齢、性別、学歴、家柄や現在の経済状況にも関係なく、すべての人にその扉は開かれています。

ここで気を付けて頂きたいことがあります。あなたはネットワークマーケティングについて何らかの意見をお持ちかもしれません。たいていの人は何らかの考え方を持っていることでしょう。その意見というのは、ほとんどの場合はこれまでの経験や他の人から聞きかじったことがベースになっているようです。自分の未来のために、価値あり自分のできる事に挑戦してみましょう。この本を読んでいる間、ご自分の意見を一旦脇に置いてください。ドン・フェイラはしばしば次のことを口にします。

「ネットワークマーケティングに携わっていない100%の人は、ネットワークマーケティングのことを理解していません。そしてネットワークマーケティングに携わっている90%の人もネットワークマーケティングのことを正しく理解していないのです!」

このくだり下りを読んだあなたはきっと次の質問をお持ちのことでしょう。では「マルチレベルマーケティング、もしくは、ネットワークマーケティングとは何ですか?と。次の章でドン・フェイラがその質問について詳細にわたりお答えいたします。マルチレベルマーケティングとネットワークマーケティングという2つの言い回しは同じことを指しているということを明確にしておきます。本書では一貫してネットワークマーケティングという表現を使います。

本書は、まったく新しい方法でネットワークマーケティングを理解する機会となります。どうしてそれが重要かというと、ネットワークマーケティングは経済的な自由をあなたにもたらす最も良い手段になると断言できるからです。そう、「自分の人生」をついに手に入れる最高のチャンスなのです。

誰がこの本を読むべきか

本書「自分自身の人生を持つ〜人生を変える45秒プレゼンテーション」は、ネットワークマーケティングに取り組む人が成功するためにはどのようにしたら良いか、その方法を指し示す手引きです。もちろん、この段階ではあなたはただ興味を持っている程度だけなのかもしれません。もしそうであるとするならば、あなたにとってこれが正しい道であるかどうか、まだ判断は下していないということになります。もしもネットワークマーケティングをするかしないか迷っているとしたら、その判断を下す前にこの本を読むことをお勧めします。

なぜ私がそのようにお勧めするかと言いますと、理由はいたって明確です。それはこの本をしっかりと読めば、あなたを「自分の人生」へと導くその道のりを鮮明に心に描くことができるようになるからです。

この本は自由への旅の一つの物語であると考えてください。そしてその旅の主人公こそ、まさにこの本を手にしているあなたなのです。本書の各ページでドン・フェイラの教えをあなたが実践しているところを想像してみてください。あなたがどのような人であるか、あるいはどんなスキルや学歴を持っているかに関わらず、あなたにできないことは何もないということがおわかり頂けることでしょう。

もしあなたがネットワークマーケティングに取り組み始めたばかりの人だとしたら、またこのビジネスであなたの人生をコントロールできる可能性があることに気が付き始めているなら、この本こそあなたのためのものです。ネットワークマーケティングとは何かということを知るために、あるいはネットワークマーケティングをスタートさせるために、この本はそれらを学ぶ最善の方法であり最も効率的な方法であると明言できます。

ドンとナンシーは、あなたがどれだけ時間を大切にしているかわかっています。たぶんだからこそ「自分の人生」が必要だと決心したのだと思います。この簡潔な「取扱説明書」ではポイントを手短に紹介した後に、ネットワークマーケティングを素早く効率的に他の人に紹介する手法も学んでいただきます。

ナプキンプレゼンテーション

ドン・フェイラが自ら開発し、彼自身がナプキンプレゼンテーションと呼ぶこのシステムは、図解によって組み立てられたプレゼンテーションであり、明確で説得力に富んでいて、しかも要点をしっかりと押さえています。ですからネットワークマーケティングにおける完璧なコミュニケーションツールであり、トレーニングツールと言えましょう。

ナプキンプレゼンテーションは10の項目で構成されています。特に最初の4つは必須項目です。ご自分のネットワークマーケティング組織を構築し始め、グループの人々にトレーニングをスタートしている場合で、もしもすべてを読む時間がないというのであれば、「ナプキンプレゼンテーションの」No.1とNo.2から読み始めてください(第2章と第3章)。練習をすれば、どのくらい詳しく説明するかにもよりますが、5分から10分程度で説明することができるようになります。電話越しに説明することさえも可能です。

オープンな心が富を呼び寄せる

この本はシンプルですが卓越したものです。本を読む時に心を開いてください。もしもそうするならばどんどん新しい知識を吸収することができるでしょう。あなた自身とあなたの大切な人のために豊かさをもたらす可能性を生み出すことができるのです。

ここで言う豊かさとはどのような意味があるのでしょうか。ネットワークマーケティングを客観的に眺めてみましょう。
世界全体の売上は、16兆6千億円*。この数字は小さな国の経済規模に匹敵し、また毎年確実に増えています。「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者として有名なロバート・キヨサキ氏がネットワークマーケティングは「パーフェクトなビジネス」であると呼んだこともうなずけます。

豊かさを築くことは容易なことではありませんし、一朝一夕で成し得るものでもありません。でもシンプルです。あなたが必要とする最も大切な2つのことは、理解すること根気強さです。根気強さはあなた次第です。理解することは、本書「自分自身の人生を持つ〜人生を変える45秒プレゼンテーション」を読むことによってもたらされます。

行動こそが鍵

あなたがまだ学生の時、あらゆることを学ぶために教室で、それこそ何千時間も勉強したはずです。ところでそれらの教材の中で、今日実際に役に立っているのはどのくらいでしょうか? 20%、10%、それとも2%?

今あなたがここで手にしているものは、それとは異なった教育です。理論の本ではありません。「自分の人生」を得るための実践の書です。現実の世界で100%応用できますし、もしすぐにではなかったとしても何週間以内には結果を見始めることができます。

この本を読めば、自由を得るには「何をしなければならないのか」を学ぶことができます。どのようにして自分自身のネットワークマーケティング組織を構築すれば良いか、その具体的な方法が書かれています。

良い師を選ぶ

これまでの教育に関して言うならば、より多くの書籍を読んでいる限り誰から学ぼうがそれは問題にはなりません。富の築き方を学ぶことになると師の選び方で結果が大きく変わってきます。

ドン・フェイラは、人を奮起させる彼の妻ナンシーと共に個人的に得た経験を通して教えています。ドンとナンシーは、世界中でビジネストレーナーとして絶大なる人気を博し、書籍は700万部以上販売されています。なぜ人気があるかというと、彼らの教えていることは結果が出るからです。なぜ結果がでるかというと、彼らが最初に試してみてそのプロセスのすべてのステップが結果をもたらすことを証明してきたからにほかなりません。

ドンとナンシー・フェイラは、およそ100万人のネットワークマーケティング組織を自らの手で構築しました。この組織がとてつもなく大きな組織であることに異を唱える人はいないでしょう。そのように巨大な組織ではあるものの、実はその内の90%の組織は、もともと4人から始まったものです。こうしてドンとナンシーは、経済的自由を作り上げたのです。彼らが教えているのは義務ではなく、教えるのが好きだからです。

さらに素晴らしいことは、彼らはたくさんの人々を自由への同じ道へ導いていることです。

大いにエンジョイしてください!

本書「自分自身の人生を持つ〜人生を変える45秒プレゼンテーション」は、手軽に楽しみながら読むことができます。リラックスしてこの旅をお楽しみください。この本を読み終えた時、次の質問をご自分に投げ掛けてみてください。「私は自分の人生への準備ができているだろうか?」もしその答えが「はい」であれば、行動に移して、あなた自身の夢を実現させてください。ではその最初のステップとは?簡単です!この本をあなたに紹介した人と話をすることです。

書籍「自分の人生を持つ」目次の紹介


※今回の新著「自分の人生を持つ」は最新原書からの完全新訳であり、日本における過去の該当本「2×2=6」の訳はまったく参考にしていません。結果、既存の章も大幅に内容が増加・増強されています。

「自分の人生を持つ〜人生を変える45秒プレゼンテーション」目次

はじめに New(新設)

序章 New(内容変更)
PREFACE

第1章:ネットワークマーケティングを理解する
Major Upgrade(内容グレードアップ)
1. Understanding Network Marketing

第2章:ナプキンプレゼンテーションNo.1
:2×2=4 Major Update(原書忠実新訳)
2. Two Times Two Is Four

第3章:ナプキンプレゼンテーションNo.2
:セールスマン失敗症候群 Major Update(原書忠実新訳)
3. Sales People Failure Syndrome Preface

第4章:ナプキンプレゼンテーションNo.3
:必ずしなければならない4つのこと Major Update(原書忠実新訳)
4. Four Things You Have To Do

第5章:ナプキンプレゼンテーションNo.4
:堅固な基盤まで深く堀る Major Update(原書忠実新訳)
5. Digging Down To Bedrock

第6章:ナプキンプレゼンテーションNo.5
:海に浮かぶ船 Major Mpdate(原書忠実新訳)
6. Ships At Sea

第7章:ナプキンプレゼンテーションNo.6
:第三者を招く手法 Major Update(原書忠実新訳)
7. Third Party Invitation

第8章:ナプキンプレゼンテーションNo.7
:あなたの時間をどこに使うか Major Update(原書忠実新訳)
8. Where To Spend Your Time

第9章:ナプキンプレゼンテーションNo.8
:シズルでステーキを売る Major Update(原書忠実新訳)
9. The Sizzle Sells The Steak.

第10章:ナプキンプレゼンテーションNo.9
:やる気(モチベーション)と取り組む姿勢 Major Update(原書忠実新訳)
10. Motivation And Attitude

第11章:ナプキンプレゼンテーションNo.10
:成長の五角形 Major Update(原書忠実新訳)
11. Pentagon Of Growth

第12章:ネットワークマーケティング大学へようこそ!
Major Update(原書忠実新訳)
12. Going Back To School

第13章:ネットワークマーケティングは数字が決め手
Major Update(原書忠実新訳)
13. Playing With Numbers To Make A Point

第14章:ビジネストレーニングと毎週の説明会
Major Update(原書忠実新訳)
14. Business Training Sessions vs. Weekly Opportunity Meetings

第15章:重要な表現と反論処理
Major Upgrade(内容グレードアップ)
15. Important Phrases And Handling Objections

第16章:世界の人口の90%がネットワークマーケティングに参加すべき理由
New(新章)
16. Why 90% Of The Population Should Be In Network Marketing

第17章:「ザ・システム」
New(新章)
17. The System

第18章:ツールに語らせる
New(新章)
18. Let the Tools Do the Talking

第19章:「ライフスタイルのビジョンとリーダーシップ」
ナンシー・フェイラからの特別なメッセージ New(新章)
19. Vision for Lifestyle and Leadership

付録(一):体験談「自分の人生を持つ〜人生を変える45秒プレゼンテーション」についての証言
オリジナル特別企画=歴史上初実現!!
Appendix A: What To Do Next: Resources to Help You.

  • 梅田 晃尚氏
  • 草野 直樹氏
  • 久場 共見子氏
  • 齊藤 具視氏
  • 野上 洋幸氏
  • 平山 展子氏
  • 松田 和真氏
  • 柳原 利弥氏
  • ジミー・“ブッチャー”・スミス氏

付録(二):ドン&ナンシー・フェイラによる質疑応答 New(新設)
Appendix E: Questions and Answers with Don and Nancy Failla

付録(三):好きな言葉〜ドン&ナンシー・フェイラの鍵となるアイデアと楽しいフレーズ集 New(新設)
Appendix F: The Gallery of Gems: Key Ideas And Fun Phrases By Don & Nancy Failla

第1章:ネットワークマーケティングを理解する 


第一章:ネットワークマーケティングを理解する

※この訳は書籍のなるための最終校正前の最終内部校正訳によるものです。書籍の訳は多少変わりますのでご了承下さい。

ネットワークマーケティングを理解する

「景気が悪い」と多くの人が口を揃えます。ほとんどすべての人が経済的な問題に直面していると言っても過言ではありません。ところが、その中で、今ネットワークマーケティングへ参加を検討している人にとって良い判断材料もあります。

直販協会によりますと、アメリカの年間経済成長率が4%だったときに、直販産業は5.9%の好景気に沸いていました。これは経済全体よりも48%も良い数字ということになります。世界を見渡しても同じような傾向があるようです。

もしもより多くの収入や経済的な自由、あるいは自分の人生を本当の意味でコントロールできる方法を探し求めているのであれば、この統計はあなたにとって、大いに励みになるばかりでなく、重要な意味を持っています。先に進むためには、この業界のことを学び、さらに真の成功を得るためには、他の人にも説明できなければなりません。

では、さっそくはじめることにしましょう。

ネットワークマーケティングは、今日最も速いスピードで成長している販売手法の一つであるにも関わらず、正しく理解されていない業界でもあります。2012年は年間およそ16兆7,000億円の製品とサービスがネットワークマーケティング企業、及び直販企業を通じて提供されました。ぜひネットワークマーケティングの21世紀の展開に注目してください!

この本の目的は、ネットワークマーケティングが何であり、ネットワークマーケティングと他のビジネス形態がどのように違うかということを、図や例を用いて読者であるあなたにできる限り分かりやすく説明するためのものです。また、どのようにしたら効果的にこのビジネスを進めていくことができるかをお伝えいたします。大切なのでもう一度繰り返します。ネットワークマーケティングを効果的に説明するその方法を具体的にお伝えします。本書を通読したら、ネットワークマーケティングにおける必須項目をしっかりと学ぶことでき、どのようにして他の人に説明すれば良いかがわかります。

この本をトレーニングマニュアルとしてお使いください。あなたがご自分のネットワークマーケティング組織を構築するとき、あなたは他の人をあなたの組織に招き入れることになります。この本は、あなたの組織の人々をトレーニングする際のサポートツールとして利用できるような構成になっています。特にあなたがダウンラインのトレーニングをする時、その導入のプログラムとして位置付けることをお勧めします。

ナプキンプレゼンテーション

私が1973年に開発した「ナプキンプレゼンテーション」が、この本の基礎となっています。私は1969年からネットワークマーケティング業界に携わっていますが、そこから得た経験をベースに、この本では、それを10のプレゼンテーションにまとめています。

ナプキンプレゼンテーションに入る前に、あなたとあなたの組織のメンバーが知っておくべきいくつかの基本的なことから始めてみましょう。

マーケティングとは、簡単に言えば商品や付加価値が付いたサービスなどを工場やプロバイダー(供給者)から調達し、それを消費者に届ける手法のことです。

マルチレベルとは、商品を流通させたり、サービスを供給させたりする人々に対して複数段階に渡って報酬を支払うシステムを指します。

「マルチ」とは、2つ以上、あるいは多数、複数という意味です。

「レベル」は、「世代」という単語で表されることがあります。

ですから「複数段階世代マーケティング」と呼ぶこともできます。

しかしながら、最も標準的な呼び名は「ネットワークマーケティング」(日本では「ネットワークビジネス」)。この名前が一般的になってきたので、法律で禁止されている「ねずみ講」や「悪徳マルチ商法」も、自らを「ネットワークプログラム」であると名乗るようになっています。違法であるにもかかわらず、ネットワークという名前に汚名を着せているので、他の呼び方をしている会社もあります。ユニレベルマーケティング、コープマスマーケティングなどがそうです。(日本では「コミュニケーションビジネス」、「組織販売」、「紹介販売」、「在宅ビジネス」などなど。)

5つのタイプの流通形態

ではここで、あなた自身の成功とあなたがご自分のネットワークにお誘いした人の成功のために、理解する必要のある初歩的な事柄について解説します。

商品やサービスを流通させる方法は、大きく5つに分けられます。

  1. 小売販売:誰でも良く知っている小売販売。薬局、スーパー、百貨店など。店舗に入って何かを購入するというのが「小売り」です。
  2. 直接販売(ダイレクトセールス):もちろん例外はあるものの通常、保険、調理器具、百科事典、エイボンレディー、パーティープランなどが含まれます。これらが直接販売の一例で、一人の人が他の人に何かを販売することを指します。
  3. ネットワークマーケティング:この本で取り上げているビジネス形態(マーケティング手法)です。一般的に混同されているこのビジネス(マーケティング手法)を他の二つ、特に直接販売(ダイレクトセールス)と混同しないようにしてください。
  4. ダイレクトマーケティング:通信販売、テレマーケティング、インフォマーシャル(※訳者注釈:情報提供型広告:生活情報を紹介しながら,それに欠かせない製品を広告するというもの)がこのカテゴリーになります。
  5. オンラインマーケティング:インターネットを通じて商品やサービスを流通させる方法として、幅広く利用されています。アマゾンのようなウェブサイトはオンライン小売店舗です。他のモデルとしては、グーグルアドワーズ、eメール、ソーシャルメディアなどが広告の方法として使用されています。

番外編として“6番目の形態”を挙げるとしたら、として、一般的に「ねずみ講」と呼ばれるものは一体どうなのだと尋ねる方もいるかもしれません。ご存知のようにねずみ講は違法です。ねずみ講が違法である一番の理由の一つは、商品の流通がなく、それに代わるようなサービスもないからです。ねずみ講はただ単にお金を流通させる手段として悪用されているに過ぎません。

もしも、商品が流通しないとしたら、「ネットワークマーケティング」から「マーケティング」が抜けることになります。そうすると「ネットワーク」のみになってしまい、ネットワーキング(人的ネットワークを形成する)とは(ぎりぎり)呼べても、それではとてもマーケティングと呼べる代物ではないのは、説明するまでもないでしょう。

ネットワークマーケティングに参加することに反対する人々のほとんどは、ネットワークマーケティングと直接販売(ダイレクトセールス)の区別がついていないからです。そう混同してしまうのは分からないことでもありません。なぜならばほとんどの評判の良いネットワークマーケティング企業は、直販協会(DSA)あるいはネットワークマーケティング・プロフェッショナル協会(ANMP)に所属しているからです。

この業界のことをよく知らない人は、ネットワークマーケティングは訪問販売のような直接販売方式のプログラムであると勘違いしていることがままあります。それというのも、そのような人たちがディストリビューターと呼ばれる人とはじめて顔を合わせるのは、彼らがその人の家に訪問して来て何かを売り込む時だったりするからです。

ネットワークマーケティングは、小売業や直接販売企業との間には、ある明確な違いがあります。一つの最も顕著な違いは次に上げる点です。ネットワークマーケティングは、「自分が独立した事業家でありながら、かつ、一人ではない」という点です。

個人事業主であれば、節税の権利を持つことになります。特に自宅をこのビジネスのオフィスとして使うならそのようになります。もちろん、この本では節税対策を論じることはしません。そのような情報は顧問税理士の先生やそれを目的として書かれた数多くの書籍に委ねさせていただきます。

このビジネスに足を踏み入れた込んだあなたがまずすること、それは自分が関わっている企業から卸売価格で商品を購入することです。それからその商品をしっかりと愛用することです。これが大切な第一歩となります。多くの人は、この卸売価格で購入できるというこの理由だけで登録します。やがてその中からビジネスに「真剣に」取り組む人も出てきます。

組織を構築する

あなたは卸売価格で商品を購入しますので、それを小売価格で販売し、小売り利益を得ることもできます。ただここで気を付けなければいけないポイントがあります。それはネットワークマーケティングについて最も良くある誤解なのですが、成功するためには販売能力に長けていないといけないという考え方です。もちろん販売は最終的な目的でもあるのですが、ネットワークマーケティングにおける販売と、従来の小売販売とは一線を画する必要があるのです。

ネットワークマーケティングにおける販売の成功とは、良い組織を築き、あなたのネットワークのファミリーメンバーたちや友人たちと製品を形式ばらずに気軽な感じで分かち合うことによる結果なのです。

この理由により、私たちは、多くの時間を費やして組織の構築の方法を教えています。ですからあなたは一人でこのビジネスをしているのではないということを私たちは強調します。一人とは真逆で成長し続けるチームを構築することが肝心です。

重要なポイントは、あなたの販売が組織構築の結果として自然に生まれるようになるということなのです。多くの人はまったく反対のことをして失敗してしまいます。それは販売に力を入れようとするからです。これからご紹介するナプキンプレゼンテーションは、このコンセプト、つまり成功のエッセンスを余すところなくあなたに伝授するものです。

およそ95%の人が「売る」という言葉にマイナスイメージを抱いています。ちなみに私は、この「売る」という言葉を次のように定義しています。「見知らぬ人を呼び止め、必要でもなく欲しくもないものを無理やり押し付けて買わせること。」

ネットワークマーケティングでは、そのようなこと、つまり商品を販売する必要はないのです。とは言うものの商品が流通しなければ、誰一人として収入を得ることはできません。もう一度繰り返しましょう。商品やサービスが流通しなければ収入は「ゼロ」です。

あなたは自分のダウンライン組織を構築し、そのネットワークチャンネルに商品の流通を起こせばいいのです。ダウンライン組織、つまりあなたのネットワークを使ったマーケティングです。

ネットワークマーケティングにおける販売とは、友人や近所の人々あるいは親戚などと「分かち合う」、「お伝えする」ことによってもたらされます。ですから決して見も知らずの人に話しかけたりする必要はないのです。

ネットワークマーケティングで大きな成功を収めるためには、バランスが必要です。あなたがスポンサーして、ネットワークのことを色々と教えていく内に、友人やご近所の人あるいは親戚の人などの愛用者が自然に増えていくという方法です。

小売のためにあくせく動き回ることがないようにしてください。

覚えておいて頂きたいことは、ネットワークマーケティングにおいては、多くのディストリビューターすべてが少しずつ小売に相当する行動をする(商品やサービスを周りの人と分かち合う)ような組織を構築するのです。組織の数人が一生懸命売りまくっている(何から何まで1人でやろうとしている)よりはるかに好ましいのです。

広告にお金をあまりかけないことが高品質商品の提供を可能にする

ネットワークマーケティング企業で、広告や宣伝に多額の費用を投入している企業は皆無と言ってよいでしょう。ネットワークマーケティングでは広告の代わりが「口コミ」になります。これにより各企業は、その分製品開発費により多くの費用を投入することができるので、その結果小売店で見かける同類の商品と比べた場合、その分より高い品質のものを提供できるのです。

ですからあなたは、友人が使っているものより高品質の商品やサービスを分かち合うことができるのです。この場合あなたの友人が今使っているものと切り換えて貰うことをすればいいのです。つまり相手にまったく新しいものを紹介してブランドチェンジしてもらうということになります。

分かりますね。見も知らぬ人を探し求め個別訪問をする必要などないのです。ネットワークマーケティングのプログラムでは、友人や知人に品質の高い商品やサービスを分かち合うだけでいいのです。そうして行くうちに「販売」は自ずと付いて回ります。(私たちは「シェアする」=「分かち合う」と呼ぶことを推奨しています。この表現が一番しっくりします。)

「スポンサー」であることの重要性

もう一つ、ネットワークマーケティングが直接販売と違うところは、他のディストリビューター(独立事業主と呼ぶこともあります)をスポンサーするという点です。直販(ダイレクトセールス)業界では、そのことを一般的には「リクルーティング」と呼んでいます。またネットワークマーケティング企業の中にもそのように呼ぶ企業がちらほらとあるようです。ところが「スポンサリング」と「リクルーティング」とは、まったく異なったものなのです。あなたは誰かを「スポンサー」して、その人自身のビジネスを構築するためのノウハウを教えます。

その一方で「リクルーティング」は、ただ単に組織に人を加入させるプロセスに過ぎません。そこには彼らの成功への決意はないのです。誰でも必要なトレーニングをすることがなければ、結局失敗に終わってしまいます。リクルートするだけでは、脱落していく率はとても高いものになります。

誰かを「スポンサリング」することと、ただ単に登録させることには大きな違いがあることをしっかりと認識してください。あなたが誰かをスポンサーするということは、その人にコミットするということなのです。もしその人にコミットする気がないなら、その人を登録させることによって、迷惑をかける事になるのです。今あなたがしなればならない一番大切なことは何でしょうか。

それはあなたがスポンサリングした人自身のビジネスを、進んで構築して上げるお手伝いをすることです。この本は、その具体的なノウハウをあなたに教える、とても価値ある指南書です。

あなたは「スポンサー」として、このビジネスにお誘いした人に、ネットワークマーケティングについての知識をはじめ、様々なことを教える責任があります。例えば、商品の注文方法、記録をつけること、どのようにしてビジネスを始めればいいか、自分の組織を構築するためには何をしたらいいのか、などなど。この本はそんなあなたをしっかりとサポートしますので、本を読むにつれ、自分が何をすれば良いかハッキリと分かるようになるでしょう。ぜひ期待しながら読み進めてください。

「スポンサリング」は、ネットワークマーケティング形式のビジネスを大きく成長させる「根っこ」となる活動です。あなたのグループがスポンサリングを継続していくならば、大きな組織が構築され、やがてあなたは独立事業家として成功者の仲間入りを果たすことになっているでしょう。そうなれば、あなたは誰かの部下でも社員でもなく、あなた自身がそのビジネスグループのトップになるのです!

直販(ダイレクトセールス)企業において、あなたは会社のために働きます。もしあなたがその会社を辞めて、どこか別の地域に引っ越したとします。するとすべて最初からスタートしなければなりません。私が知っている限りほとんどすべてのネットワークマーケティング企業のプログラムは、例え他のところに引っ越しをしたとしてもスポンサーした人々は、そのままあなたのグループとしてとどまりすし、当然ボーナスもそのまま計算されます。

生計を立てるvs資産を構築(形成)する

ネットワークマーケティングのプログラムは、多額の収入を得る機会を提供します。どのような企業に携わるかにもよりますし、また成功までの道のりに要する時間の差もありますが、多額の収入をもたらすのは、ネットワーク組織を構築するからです。決して商品を販売することによってもたらされるものではありません。もちろん商品を販売することによっても、ある程度の収入を得るとはできます。しかし「資産」を構築(形成)したいと願うならば、あなたが第一にしなければならないことは、ネットワーク組織を築くことです。

たいていの人は毎月5,000円、10,000円あるいは20,000円程度の収入があればいいかな、という考えのもとネットワークマーケティングを始めます。ところが本気でビジネスに取り組めば、毎月10万円、20万円あるいはそれ以上を稼ぎ出すことができるということにすぐに気が付くのです。これはとても大切なので、もう一度言いましょう。ただ単に商品を販売することによってそのような収入を得る訳ではないということです。そうではなく大きな収入を得るのはあくまでもネットワーク組織を構築するからこそなし得ることができるのです。

本書の目的は、あなたが組織を構築する際に「すべきこと」と「してはならないこと」を教えることです。またネットワークマーケティングに対する正しい心構えと取り組み方、確実にかつ迅速に組織を構築する具体的なノウハウなどを教えるためです。

もしネットワークマーケティングをねずみ講のような組織販売あるいはその類であるというイメージを持ち、そして、違法であると思っている人をスポンサリングするならば、遅かれ早かれ、必ずこじれた問題を引き起こすことになります。

ですから、あなたは正しいネットワークマーケティングが、ねずみ講とはまったく別ものであることを、事実に基づいて伝えて、そのような疑念を払拭するように努める必要があるのです。例えば、左にある図を見せるのも良いでしょう。ねずみ講はこのように頂点に近い人だけが儲かる仕組みになっています。

それに対してネットワークマーケティングの三角形の中では、誰でもその底辺から始め、大きな組織を構築する機会があります。ですからあなたがその気にさえなればスポンサーの何倍もの組織を構築することもできるのです。

まとめると

これでネットワークマーケティングの基本的なことがお分りいただけたかと思います。それではより大きな観点から眺めてみましょう。

私たちがこれまで学んできた主な目的の一つは、見込み客にネットワークマーケティングについての一般的なディスカッションに関心をもたせ、それから小売や直接販売(ダイレクトセールス)とネットワークマーケティングの違いを説明できるスキルを、あなたに身につけてもらうことなのです。

こうすればあなたはご自分のネットワークマーケティング組織に新しい人をスポンサリングする良いスタートを切ることができるのです。

前に述べましたように、ネットワークマーケティングと直接販売(ダイレクトセールス)の市場は年間16兆7,000億円(1670億ドル)を超えています。これはとてつもなく大きな市場です!ところが多くの人々はネットワークマーケティングがこれほど大きな市場であるという認識を持っていません。ネットワークマーケティングとかマルチレベルマーケティングと呼ばれるこの世界はすでに75年もの歴史があります。その中のいくつかの企業は第二次世界大戦直後に創業し、毎年1,000億円(10億ドル)以上での売り上げを誇っています。

ある企業の一例を挙げてみましょう。初年度の売上が1億5,000万円(150万ドル)2年目は10億円(1000万ドル)に達しました。3年目は50億円(5000万ドル)が見込まれています。その企業の設立5年目の売上目標は1,000億円(10億ドル)の大台に乗せることです。この本で解説している原則は、まさにそのような目標を達成可能にするものなのです。

ネットワークマーケティングは、投資家や開発者や製造業者が新商品や新サービスを市場に導入するにあたり、販売のために巨額の投資をせず、あるいは自分たちの商品やサービスを第三者に任せることなく実現できるビジネスモデルの一つです。

ネットワークマーケティングのビジネスモデルは、金銭面において皆さんに飛び抜けた恩恵を与えてくれます。

次章ではそのことについて解説をいたします。

第2章 2×2=4 〜ナプキンプレゼンテーションNo.1


第二章:2×2=4 〜ナプキンプレゼンテーションNo.1

※この訳は書籍のなるための最終校正前の最終内部校正訳によるものです。書籍の訳は多少変わりますのでご了承下さい。

ネットワークマーケティングの基本はもう十分ご理解いただけたことでしょうから、ここであなたが経済的な自由を目指して、今ご自分のためにビジネスをしているところだと仮定してみましょう。あなたはご自分のネットワークマーケティング組織に最初の見込み客をお誘いしています。さあ、いよいよ最初のナプキンプレゼンテーションの出番です。

見込み客にネットワークマーケティングの具体的なプログラムあるいはあなたが分かち合いたいと思っている会社や商品などを伝える前に、ここのプレゼンテーションを見込み客に示してください。もしすでにビジネスプログラムについて何らかの説明をしているとしたら、できる限り早い段階でこのプレゼンテーションを見せてください。いいですか、絶対にそうしてください。

それと言うのもの、これをすることによって、スタート時点からその人たちの考え方を正しい方向へと軌道修正して上げることができますし、もとよりネットワークマーケティングで成功を収め、大きな収入を得るためには日夜駆けずり回り、血眼になって「スポンサー活動をし続けなければならない」という間違った思い込みや心の負担を取り除いてあげることができるからです。このプレゼンテーションでは、自分のグループの人々と一緒に働くことの大切さと、新規登録者に対してこのビジネスを始める時の具体的な方法を教えることの重要性をお伝えします。

最初のナプキンプレゼンテーションを読む時、あなたが見込み客と一緒にいるところを心に思い描いて下さい。説明することは簡単なことですし、カジュアルで親しみやすくし、有益な情報満載の雰囲気で進めることは決して難しいことでも何でもありません。

最初のナプキンプレゼンテーション


このプレゼンテーションは、左の図のように「2×2=4」と書き出してからスタートさせます。時として私たちはこんなジョークを飛ばします。

もしあなたがスポンサーした人が、2×2をできないというならそのような人は「パス」しましょう、と。なぜなら後々トラブルメーカーになるだけですから。

2×2の右側に3×3を書きます。ここで「スポンサー」という言葉と「教える」という言葉を使い始めます。このように言ってみてください。

「まず3人をスポンサーします。次に3人が3人をスポンサーできるように教えます。すると9人になりますね。さらに9人が3人をスポンサーできるように最初の3人に教えるのです。そうすると27人となります。さらにそれをもう一段進めていくと、81人となります。16と81の違いに注目してください。」

と伝え、その人たちの注意を引き付けます。そしてその人たちに、「ずいぶんと大きな違いになるんだな~」ということをハッキリ分かってもらうため同意を促します。「大きな差が生じますよね?」と。でも、この大きな違いを生み出しているのは、単に「プラス1」に過ぎないということをはっきりと伝えます。この辺りで普通会場のどよめきが出てくるものですが、構わずそのまま説明を続けます。話はもっとすばらしいことになるのです。「もしもすべての人がプラス2人ずつ多くスポンサーしたらどうなるか見てみましょう。」と言って、書き出します。

「あなたが4人スポンサーして、その4人に4人スポンサーするように教えます。ここで16人になります。さらにあなたの直であるその4人がその16人に4人をスポンサーするように教えるので、あなたのグループに新たに64人が加わることになります。あなたの知らないところで、さらにもう一レベル進んだとすると、あなたのグループに256人が新たに加わることになります。」

ここでもう一度あなたは次のように言います。

「かなりの違いが生じましたね・・・」またここで、普通は会場にざわめきが出てきます。そしてあなたが話し始めるのを遮って、参加者はこのように口にします。「この違いはすべての人がたった2人だけ多くスポンサーしただけなんだ!」

おしまいは5の数字を使います。聞いている人は通常ここまで来ると、頭の中がかなり整理されてピンと来ているはずです。この時点では「スポンサリング」と「教える」という表現を省くことができます。ただ数字を書き続け、このように説明します。

「5×5=25、それに5を掛けて125、さらにそれに5を掛けると625。驚くほどの違いです!」

もう一度見てください。ここでの違いは、すべての人がプラス3人をスポンサーしただけです。

「ボトムライン」に焦点を当てる

たいていの人は、スポンサリングに関して1、2あるいは3という数字は身近に感じますし、受け入れやすいものです。それに対して、図の下の方にある数字(16、81、256、625など)は、パッとイメージができませんし、すんなりと受け入れにくいのが普通です。
最後の例として引き合いに出した、プログラムに真剣に取り組む5人をスポンサーした時のことを思い浮かべてください。その5人はあなたがスポンサーした人たちであり、グループのトップポジションを務める人たちです。

これらの人たちがビジネスとして組織を構築するために真剣に取り組みたいと思っている人たちです。それら5人の真剣な人を探しあてるため、あなたは10人、15人あるいは20人をスポンサリングしなければならないかもしれません。

しかしながら、ひとたび10のナプキンプレゼンテーションをすべて理解したら、あなたのダウンラインは、より早く真剣に取り組むようになるものです。この本を読んでいない人と比べたら、その差は歴然としていることに気が付くはずです。この本はあなたのダウンラインをより早く真剣にさせるにはどうしたらいいのかを教えてくれます。

左図に戻りましょう。そこにある数字は、あなたが5人スポンサーし、そしてさらにそれらの人々が5人をスポンサーして、と続きますね。これらの数字をすべて〇で囲んでください。そうするとあなたの組織に780人もの真剣にビジネスに取り組む人がいることになります。

組織の大きさの重要性と「売上」

この図は、ネットワークマーケティングに携わったことがある人であれば誰でも1度は耳にしたことがある次の質問に対する答えになるのです。

その質問とは、「誰も商品やサービスを売る必要はないのですか?」というものです。

もうお分かりですね。あなたがすることは、このナプキンプレゼンテーションを2×2=4から始め、780名のディストリビューターになるところまで説明するだけでいいのです。

どのようなネットワークマーケティング組織においても、その780人がただ単に商品やサービスを愛用しただけで、あなたは物凄い組織ボリュームを得られることを説明します。もちろん、この中にはビジネスリーダーは含まれません。商品やサービスの購入者だけです。

少々詳しく説明すると、あなたが組織を構築するにあたって、このビジネスチャンスを分かち合うとき、中にはこのビジネスの恩恵を生かし切れない人も出てきます。そのような人たちは卸売価格あるいは小売価格の購入者のいずれかになっていくことに気が付くことでしょう。

それではもう一度ビジネスの成長に話を戻しましょう。もしそれら780人の人が、自分の友人、親戚、知人の中からそれぞれ10人の顧客を得たとします。そうするとそれで7,800人の顧客ができたことになります。

あなたのディストリビューター組織の780人にその数を加えると8,580人になります。こうしてそれらの「商品やサービスの購入者」は、あなたに大きな利益をもたらす事業体となるのです。どのような業界にも、こうして少しずつ貢献する多くの人を動かすことで大成功している人達がいるのです。

ここでの大切なポイントは、あなたはわずか5人の真剣な人に働きかければよいのであって、全員と仕事をする必要はないのです。

決定的に重要な「フロントライン」

ナンシーと私の組織が物凄い速さで成長しているのを目の当たりにし、驚いているビジネスリーダーが引っ切り無しに私たちのところへやってきます。彼らはそのコツがいったい何であるのかと思い巡らしているようで、「何か特別なことをやっていますか?」と尋ねてきます。

私たちはこのように切り返します。「ところで、あなたは何人のフロントラインの人と一緒に働いていますか?」(フロントラインとは、あなたが直接スポンサーした人のことを指します。「第一レベル」のディストリビューターと呼ばれることもあります。)

彼らからは、25人から50人それ以上という数字を聞くことがしばしばあります。さらにフロントラインが100人以上いるという人も知っています。

わたしはこの本を手にしているあなたにはっきり約束できることがあります。それは、この本に書かれている原則の大筋をひとたび理解したら、他のリーダーたちが6~8年間掛けて自分たちの組織を築いた実績があったとしても、あなたは半年以内で彼らを追い抜くことができるということです。

5人までにとどめると決意する

「ナプキンプレゼンテーションNo.2」では、ネットワークマーケティングにおける「セールスマン失敗症候群」についてお伝えします。ここで二つの事例を用いて、なぜフロントラインにたくさんの人をスポンサリングすることがあまり良くないことなのかということについて解説します。

陸軍、海軍、空軍、沿岸警備隊を思い浮かべてください。位の最も低い一隊員から国防総省のトップである長官に至るまで、直接、指示管理する人は5人もしくは6人程度であって、それ以上いる人は誰もいません。(もちろん中には例外もあるでしょうが)それについて考えてみてください。ウエスト・ポイント陸軍士官学校とアナポリス米海軍兵学校には200年におよぶ歴史があります。そしてそこに従事する士官たちは、一人の人が6人以上管理すべきではないと誰もが思っているのです。

ところがネットワークマーケティングに足を踏み入れた人々は、なぜ私に前述のような質問をするのか不思議でなりません。どうもこの質問をした人たちは、フロントラインにいる50人もの人と効果的に働けると考えているようです。断言できますが、そんなことはできません!それが理由で多くの人が失敗してしまうのです。あなたはこの本を読むにつれ、なぜ私がこのように言っているのかよく理解できるはずです。

ですから、あなたは同時に6人以上の真剣にビジネスに取り組む人と共に働くべきではないのです。あなたがスポンサーする時、そこからダウンラインのために働き始めているという認識をしっかり持ってください。実はここに大切なポイントがあるのです。あなたのグループの人が、ブレイクアウェイ(独立)して、自分たち自身でさらに別ラインを構築することがでるようになれば、彼らはもはやあなたのサポートを必要としなくなるのです。

こうなればしめたものです。あなたは自分の自由な時間が持てるようになり、真剣にビジネスに取り組む新たな人たちに働きかけることができるようになります。こうして、頻繁にコンタクトを取り一緒に働く人数を5人に保つことができるのです。あるプログラムでは、3人あるいは4人のみ同時に働き掛ければ成り立つ仕組みになっているケースもあります。

しかし、5人よりも多くの人に働き掛けて効果的に組織を構築できるという事例を私は知りません。

ビジネスを進めて行くとき、これらのナプキンプレゼンテーションは、それぞれが互いに組み合わさっていることがお分りいただけることでしょう。もしあなたに疑問が生じたとしても、おそらくこの本を読み進めるにつれてそれらの回答を得て頂けることでしょう。

第3章:セールスマン失敗症候群〜ナプキンプレゼンテーション No.2


第3章 セールスマン失敗症候群〜ナプキンプレゼンテーション No.2

※この訳は書籍のなるための最終校正前の最終内部校正訳によるものです。書籍の訳は多少変わりますのでご了承下さい。

これまでセールスの経験を持つ何人もの人たちがネットワークマーケティングに移行するのに大変な思いをしているのを目にしてきました。ナプキンプレゼンテーションNo.2では、その問題を取り上げます。

ネットワークマーケティング組織を構築するとき、10人の良いセールスマンよりも10人の教師をスポンサーするほうが望ましいのです。もちろん、他の人と同様に10のナプキンプレゼンテーションを読み、徹底的に理解するならば、セールスのプロはあなたの組織でとてつもない財産になり得ます。

ほとんどの人は、こう言われると混乱してしまいます。つまり、ネットワークマーケティングがマーケティングの一つの手法であるということをなかなか理解できずにいるということです。私たちがしていることは、直接販売(ダイレクトセールス)組織に人々をスポンサリングしているのではなくネットワークマーケティングのプログラムに参加させるためにスポンサリングをしているのです。

腕利きのセールスマンはたいていの場合、あなたが紹介したそのハイクオリティ商品や最新のサービスを手に取るやいなや、それこそ疾風のごとく出て行って売りまくります。実はこれが問題なのです。彼らは自分でプレゼンテーションを組み立てることができるため、自分たちはどのようにして商品やサービスを売ればよいかということを教えられる必要がないと考えます。ところがあなたのするべきことはこの真逆です。私たちがあなたに期待することは、彼らに売り方を教えるのではなく、

どのようにスポンサーし教え、あるいは構築するかを彼らに示し、大きな成功を手にするために組織の構築方法を教えて頂きたいというものです。これこそが商品やサービスを「販売」せずに販売することになるからです。

もしもあなたが彼らと膝を交えて、ネットワークマーケティングについていくつかの基本的なこと(例えば、直接販売との違いなど)を説明しなかったとしたら、彼らは往々にして間違った方向に行ってしまうでしょう。ナプキンプレゼンテーションを進めて行く際に、いくつかの事例を交えながら紹介していきますが、ナプキンプレゼンテーションNo.2では、セールスマン失敗症候群について解説します。

プレゼンテーションをする


私はこれから教えるモードにスイッチを入れますので、図3を参照しながら私についてきてください。準備はよろしいですか。?まずあなたがネットワークマーケティング組織をつくり始め、このプレゼンテーションをしているところを心に思い浮かべてください。

多くの人(特にセールスマン)は、誰かをスポンサーした時、あなたがしたことを、これでデュプリケート(=コピー)できたと考えがちです。(ここで一つの〇の下にもう一つの〇を書きます)これで一つだったものが、二つになります。理論的にはそうなのですが、実際はそうではありません。

なぜそうではないのかという理由ですが、もしもスポンサーである一番上の〇の人(あなた)がいなくなったとしたら、スポンサーされた人もやめてしまい、話は継続しません。もし本当にデュプリケーションしたいと思うのであれば、少なくとも3レベル下まで教えなければいけないのです。これができてはじめてデュプリケーションができたといえるのです。

あなたのビジネスが軌道に乗る前に、あなたのスポンサーがビジネスを止めてしまったと想像してみてください。そうだとしたら、あなたはこのビジネスはたぶん上手くいかないと思うことでしょう。なぜならプログラムが上手く行くのであればあなたのスポンサーはやめなかったと結論付けるからです。一般的には、あなたのスポンサーは、あなたよりもこのビジネスについて知っているはずだからです。

3段目までデュプリケーションすることは極めて重要

では、図3にようにここにあなたがいたとします。(〇を描き、そのなかに「あなた」と書きます。)あなたはトムをスポンサーしました。(あなたの下に〇を描き、その中にトムと書きます。そして二つの〇を線で結びます。)ここでもしあなたがこのビジネスから離れたら、トムは何をしたらいいか分かりません。(なぜならば、あなたはトムにまだ何も教えてないからです)そうなるとここで「終了」の鐘が鳴ることになります。しかし、あなたがトムにスポンサーの仕方を教えて、トムがキャロル(三つ目の〇をトムの下に描き、キャロルと書き込みます。)をスポンサーしたとしても、この段階ではまだデュプリケーションのはじまりに過ぎないのです。

ところがもしトムがスポンサーする方法をキャロルに教えていなければ、尻つぼみとなり遅かれ早かれビジネスも停止してしまうでしょう。あなたはトムに、キャロルがスポンサーのし方を教えられるように教える必要があります。そうすれば、キャロルはベティーやその他の人をスポンサーすることができます。

これであなたは3レベルの深さまででき上がりましたので、もしもあなたがいなくなったとしても(他の人と一緒に働くようになったり、あるいは違う地域に引っ越してしまったりする場合)あなたのグループは、ビジネスを続けていくことができるようになります。声を大にして言いたいことは、あなたは3レベル下までそれをしなければならないということです。いいですか3レベル下までです。この3レベル下までビジネスを進めていかなければ、デュプリケーションができたとは言えないということをよくよく覚えておいてください。

そうすればあれこれ色々なことを伝えなかったとしても、もしこの1点だけでもしっかりとお伝えしたならば、たいていのネットワークマーケティングのプログラムにおいて、ほとんどの人よりも大きな成功の鍵を握ったことになります。

スーパーセールスマンが挫折し燃え尽きてしまう理由

さて「セールスマン」はどのような行動に出るのでしょうか。商品のデモンストレーションを見て、商品やサービスを使った人の体験談を聞いたり読んだり、どのような結果が出るのかを調べたりして、その知識や情報を身につけます。まずはここで、彼らがやりたいようにやらせてみてください。おそらく彼らは出て行って、がむしゃらに売りまくることでしょう。よろしいですか、彼らはセールスマンなのです。彼らは直接販売(ダイレクトセールス)の業界に身を置いているので、見知らぬ人にコンタクトして売り込むことに何ら抵抗を感じてはいないのです。

「凄いね!」とあなたはスーパーセールスマンに言います。「もしもあなたがこのビジネスで大成功を収めたいのであれば、一人ではできないから、他の人をスポンサーすることを心掛けないといけないよ。」

で、そのセールスマンは何をすると思いますか?するとその人は、スポンサー、スポンサー、そしてスポンサー、まるで嵐のようにスポンサーしまくります。ネットワークマーケティングにおける優秀なセールスマンは、週に3人や4人をスポンサーすることをやってのけます。でもここで何が起きるでしょうか。すぐにある現象が現れます。それほど時間はかかりません。効率的に働かなければ、(同時に5人以上に働きかけているとしたら上手く行かないというのは前述したとおりです。)誰でも失望し、やがてやめてしまうのがオチです。

そのセールスマンは、落胆し忍耐力も失せ、何も期待しなくなります。こうして彼は他に売るものを探し求めて立ち去ります。そのセールスマンをスポンサーしてほのかな期待を抱いていた紹介者も落胆して同じようにやめてしまいます。

ネットワークマーケティングで成功を収めたほとんどの人は、セールスの経験がありません。彼らは教師としての正式な資格を持っているとは限りませんが、教えるという経験を積んでいた人が多くいるようです。私の知人で教師でありまた校長であった人は、ネットワークマーケティングを始めてわずか2年で月収が150万円を超えています。彼もまたご多分に漏れず、どのようにしたらよいかという具体的な方法を他の人に教えることによってそれを成し遂げたのです。

一番のポイントの検証

このスーパーセールスマンのアプローチのどこが悪かったのか、具体的な数字を用いて見ていきましょう。この人は、130人もスポンサーをした訳ですから、実に有能なセールスマンなのです。ではここでセールスのプロである人がリクルートした人がそれぞれ5人スポンサーしたとしましょう。すると650人になり、それを加えると、彼の組織には合計780人いることになります。この数字聞き覚えがありますね?

これを人に見せたときに次の質問を投げかけてください。「5人の真剣にビジネスに取り組む人をスポンサーして、その人たちにどのように教えたらいいかを教え780人まで組織を広げるか、あるいは130人をスポンサーするために出掛けて行くのか、どちらがより早くできると思いますか?」

たまにはこんな質問に出くわすことでしょう。「何を教えればいいんですかね。」それに対する答えはこうです。ずばり、今ここであなたがこの本から学んでいる10のナプキンプレゼンテーションを彼らに教えればいいのです。最終的には10のプレゼンテーションをすべて理解する必要がありますが、最初の4つだけでも理解すれば、それではっきりとした結果をもたらします。

130人をスポンサーするとしたら、いったいどのくらい掛かるんでしょうね。130人目をスポンサーした時、最初の頃にスポンサーした人たちはどのくらいいなくなっているでしょうか?かなり速いスピードでその人たちはいなくなってしまっているはずです。ところがナプキンプレゼンテーションのNo.1のノウハウを通して得た780人は、その定着率がとても高いものになっているはずです。セールスマンにこのことを伝えてあげて、ひとたび理解できたら、きっとこう言うでしょう。「なるほど!今何をしなければならないかが分かったぞ!」・・・こうしてセールスマンは出かけて行き、教えられたようにするでしょう。

注意すべきポイント

ここであなたが気を付けなければならないことがあります。それは彼らを引き留めておかないといけないということです。なぜなら典型的なスーパーセールスマンは、この章で学んだことを本当のところではまだ理解していないはずだからです。ネットワークマーケティングに参加するほとんどの人は、本来すべきこととは逆のことをしているのです。つまりこのビジネスから追いやってしまうようなことをしているのです。例えばこんな風に。彼らは誰かをスポンサーしました。その新しいディストリビューターはあなたのところへやってきて、こう言います。「先週5人の新規をリクルートしたよ!」そこであなたは「凄いじゃないか!」と褒めちぎり、背中をバシッと叩きます。その人は翌週また張り切って、さらに5人の新規を登録させます。さて、最初の週に登録した人はどうなったでしょうか?彼らはもういなくなっているのです。

もしあなたが、この「セールスマン失敗症候群」を理解したならば、どのようにして彼らを励ませばいいか分かったはずです。しかしここで私が強調したい大切なポイントとは、あなたがスポンサーしたその5人を、スムーズにビジネスをスタートさせるように手助けすることなのです。

誰かをスポンサリングした後にする最も大切なことは、彼らと一緒に出掛けて行きスポンサリングの手伝いをすることなのです。自分が次の人をスポンサリングすることではないのです。この点に関しては強調し過ぎるということはありません。この件については、後ほどまた改めてご案内いたします。

ある会社のプログラムに携わっていた私は、カールという名の友人をスポンサーしました。カールはわたしにテネシーに住む彼女の娘のスポンサリングについて話しをしてくれました。彼女はそれこそ自分の町に住むすべての人を知っているほど顔が広いようでした。私はカールに鉛筆と紙を用意してもらい、例の2×2=4から始まるプレゼンを行いました。説明が終わるとすぐに娘さんに電話し、よくある間違いに陥らず、正しいやり方でスタートするように注意を促しました。カールは直ぐに電話をし、非常にうまくことを運ぶことができたということです。

あなたがこれをしても、同じようにちゃんとした結果がもたらされます。

第4章 必ずしなければならない4つのこと〜ナプキンプレゼンテーションNo.3


第四章 必ずしなければならない4つのこと〜ナプキンプレゼンテーション No.3

※この訳は書籍のなるための最終校正前の最終内部校正訳によるものです。書籍の訳は多少変わりますのでご了承下さい。

最初のプレゼンテーションでは、あなたが「すること」について解説をいたしました。二番目のプレゼンテーションでは自分の組織を深く掘り下げて行く際に、あなたが「してはいけないこと」についてお伝えしました。この章では、ネットワークマーケティングで成功するためにあなたが「しなければならない」4つのことをご案内いたします。これらの4つはあなたがすべき必須項目です!

ネットワークマーケティングで年収1,000万円、2,000万円あるいはそれ以上稼いでいる人は誰でもこれら4つのことを実践してきていますし、実際今もやり続けているのです。

車で行く旅

これらの4つのことをしっかりと覚えられるように、またあなたがコンタクトする人がより分かりやすいように、一つのストーリーを使って、大切なポイントを紹介していきます。このようにすれば、コンセプトの理解と、「しなければならないこと」が容易にわかります。そのストーリーとは、こんな感じです。

雨降りのワシントン(この例を引用する場合、ご自分の都合の良い都市を選択してください。)を出発し、自家用車で旅行に出かけたいと思っている、と想像してみてください。そして良く晴れ渡ったカリフォルニアへとドライブに行きます。カリフォルニアの輝く太陽は、今あなたが取り組んでいる仕事でトップポジションに到達したことを表しています。ですからカリフォルニアへの到着こそがあなたの成功であり、トップを極めたことになるのです!
あなたが最初にすべきことは、車に乗り込んでエンジンをかけてスタートを切ることです。言うまでもありませんが、スタートを切らずにネットワークマーケティングで大きな収入を得た人などいる訳がありません。初期投資額はあなたが選んだ会社とプログラムにもよります。まったく無しの「0」からはじまって、2,500円、5,000円、10,000円、20,000円、50,000円、あるいはそれ以上と幅があります。

この旅行をするにあたって、あなたがしなければならない2番目のことは、ガソリンとオイルを補充することです。あなたのこの旅行で目的地を目指す時、ガソリンとオイル(商品やサービス)を消耗していきます。こうして使ってしまったら補充をしなければなりません。ですからネットワークマーケティングでは消耗品が適していると言えます。商品を使い終えれば、購入しないといけませんよね。使っては購入、使っては購入。要するに、自分が所属するその会社の商品やサービスを自分自身で使用しなければならないのです。

そのほかのポイント

「ナプキンプレゼンテーションのNo.1」を思い出して下さい。780名のディストリビュータということが大切であって、どのような会社かが問題ではなく、この人数の大きさが重要なのです。ただし、当然ながら、消耗品を取り扱う会社のほうが有利だということはおわかりになると思います。ほどんどのネットワークマーケティング企業はこのカテゴリーに属します。消耗品ではない耐久性消費財は、通常一般的な小売りや直接販売で取り扱われます。もちろん常にということではありませんが。

商品やサービスを自分で使うもう一つの利点は、それら商品の素晴らしさをあなた自身で実感できるということです。ネットワークマーケティング企業は広告宣伝費に多額の費用をつぎ込むかわりに製品開発に資金を投入します。こうしてたいていの場合は、小売店で見かける一般的な商品と比べるとより高品質の商品やサービスを提供できるのです。

では4つのポイントを表すストーリーに戻りましょう。

3番目にあなたがしなければならないことは、ギアをドライブ状態に入れることです。もちろん誰でもビジネスをはじめたばかりの時、トップギアで発進する人はいません。
すべての人はまずニュートラルからスタートします。(ちなみにここでは「オートマチック車」ではなく「マニュアル車」で運転しているという想定です。)運転席に座っていてセルモーターを回し、エンジンが掛かっているのですが、まだ駐車場に停車しているような状態です。ですがそのままニュートラルであれば最終目的地はおろか、どこにも行くことはできません。
ギアを入れるために、あなたはこのビジネスに誰かをお誘いしてその人をスポンサーしなければなりません。誰かをスポンサーできたら、そこでローにギア(訳者解説:マニュアル車の場合、ギアは、ロー、セカンド、サード、トップ、オーバードライブの順番です。)を入れたことになります。

あなたがすべきこと。それは真剣に取り組む 5 人と一緒になって5回ローギアを入れることです。 真剣に取り組む人をどのようにして見極めるのか、それにつきましては後述するプレゼンテーションの中で、じっくりご案内いたします。

ギアをローからトップへと一段ずつ上げる

このストーリーは、あなたがビジネスを進めることをすべてのギアを使って展開させて行きます。

あなたはまず、5人の真剣にビジネスに取り組む人をスポンサーします。すなわち、その都度5回ローギアを入れるべきなのです。のちほど、相手が真剣かどうかを判断する方法について触れることにします。あなたは、次にこれら5人にもローギアの入れ方を教えます。
5人のスポンサリングを手伝うことで、ローギアの入れ方を教えるのです。5人が5回ローギアを入れれば、あなたはセカンドに25回ギアシフトしたことになります。あなたが直接スポンサリングした5人に、5人をスポンサリングして5回ローギアに入れるように教えます。そうすると彼らはそれぞれ25回セカンドギアにギアシフトしたことになります。そしてその結果あなたはサードギアを125回入れたことになります。

あなたはトップギアに入れるとどれだけ車がスムーズに走るか知っていますか?組織も同じなのです。あなたはきっとできる限り早くトップギアに入れたいと思うことでしょう。あなたのフロントラインがサードにギアシフトすれば、あなたのギアはトップ(フォースギア)に入ったことになります。

当然ながらあなたは、グループの人たちもあなたと同じようにトップギア(フォースギア)に入れたらいいと思うことでしょう。そして彼らがそうなれば、あなたはオーバードライブになります。

どのようにしてオーバードライブにギアを入れることができるのでしょうか。あなたはただシンプルにあなたの直紹介者が、それぞれスポンサリングした人をサードギアに入れるように教える手ほどきをすればいいのです。そうするとあなたの直紹介者はトップギアになり、あなたはオーバードライブになります。

オーバードドライブで運転を続ける

オーバードドライブにシフトして、ネットワークマーケティングの成功への運転をしているならば、そのときこそ分かち合うタイミングの到来です。

4番目は、あなたの旅路の途中での出来事です。あなたと一緒に旅をする仲間にあなたの商品を分かち合うような時間をとることです。彼らに商品を試してもらってください。その商品の良さを経験してもらってください。そうすれば彼らはどこで手に入るのかと聞いてきます。あなたはこの時いったい何をすればいいと思いますか?このタイミングで「分かち合う」ことをします。ほとんどのケースでは、こうしてこのビジネスでの小売り(に相当すること)につながることになるのです。

これまでナプキンプレゼンテーションのNo.1、 No.2、そしてNo.3と学んできましたが、ここでことさら重要になるのは、次のことをしっかりと認識していただくことです。それは私たちがお伝えした「成功するためにしなければならない4つのこと」です。よろしですか、私は一度たりとも外に出て小売をしなさいと言っていません。私は一般的に言われているいわゆる「小売り」はしなくてもいいとお伝えしました。そうではなくあなたの友人と商品の良さを分かち合えばいいのです。分かち合うということであれば見知らぬ人にでさえ商品をお伝えすることができるのです。彼らが商品の素晴らしさや報酬プランを理解したら、あなたは新しい友達(仲間)を得たことになるのです。

顧客は10人以下に

たくさんの顧客は必要ありません。せいぜい10人以下。もしすでに10人の顧客がいたとしたら、もうそれで良いでしょう。このNo.4の分かち合う部分は全体的な割合から見ればとても小さなものだからです。(下記参照)ですから4つの項目をすべて実行しなくとも、最初の3つだけで目的地に到達することができるのです。

  1. 車に乗り込み、エンジンをかける。
  2. 商品やサービスを使う。
  3. 高速ギアにシフトする。
  4. 友人と商品やサービスの良さを分かち合う(小売りに相当する部分)

ところがここで注意が必要です。もしもあなたがNo.3をしなかったら(サードギアに入れなかったら)そしてNo.4(商品の分かち合い)をし過ぎたら、駐車場から出ることはないでしょう。(それはセールスマンがしていることです。)ひとたびこのことを理解し、No.1とNo.2を加えて取り組めば、正しいネットワークマーケティングへの取り組む姿勢を持ちつつスタートを切ることができます。
あなたの組織に新しい人が参加してきた時、あなたは彼らの潜在意識に「5」という数字を深く刷り込みます。新しい人たちがすべきことは、5人のビジネスに真剣に取り組む人を探すことだからです。

「売る」人を探さない。

あなたが誰かと出会ったとしましょう。その時、ビジネスの調子がどんなものか尋ねてみてください。このような回答を得るかもしれません。「まいったなー、売りたいと思っている人を一人も見つけることができやしない。」ここでまた「売る」という言葉の登場です!

売ることに専念したいと思っている人を探すのはもうやめにしましょう!そうではなくて、「毎日働きに行かなく」とも毎月6万円、12万円、15万円あるいは50万円余分に稼ぎたいと思っている人を探し始めてください。

あなたの周りにそのような知り合いがいますか?あなたも他の誰の答えでも、みな私と同じように「ええ、みんなそうでしょう!」なのです。そういう人に話しかけるべきなのです。誰だって、そんなお金がほしいと思っているわけですから。

だいたいそのようなビジネスを築くためには、自分のスペアタイムを週に5時間から10時間程度費やすことになるということを単刀直入に伝えてください。そして即座にこう言います。「それは当然のことでしょう?」

たまにネットワークマーケティングのプログラムに参加しただけで、うまくいくと思い込んでいる人もいます。そんなことは絶対にありません!よろしいですか。私たちが目的地に向けてドライブしているその車には、オートマッチク機能は付いていないのです。

ご存知のように、学位を取得するために、大学に入る人がいます。それは、まったくもって意味が無いことです。もしかすると読者のあなたもそのような人の一人なのかもしれません。毎日学校に通います。毎週毎週、一日中そして夜遅くまで勉強します。それが何年も続きます。そしてついに卒業を迎えます。で、一体どのくらいお金を稼げるのでしょうか?

成功への道は学習し教えること

10のプレゼンテーションを学ぶために週に5時間から10時間投入してください。そしてあなたが所属するネットワークマーケティング企業についての知識を頭の中にすべて叩き込んでください。

しっかりと学び理解したならば、あなたはナプキンプレゼンテーションを他の人に教えることができるようになります。今お読みいただいているこの本は、あなたの明日の成功への鍵なのです。

あなたがここで学んだことを誰かに教えることができないと思って、焦ったりする必要はありません。きっとここで紹介している考え方は、あなたがいままで読んだり聞いたりしたことのないことかもしれません。ですからすべてよく理解して、人に伝えることができるなどと期待していません。しかもあなたはそのようなことをしなくたっていいのです。

いいですか、ネットワークマーケティングのプログラムに足を踏み入れたということは、あなたには「スポンサー」がいるということです。もしもあなたのスポンサーが本当の意味での「スポンサー」であれば、その人はあなたの最初の5人の人々のために一緒になってあなたを助けてくれるでしょう。

重要:まさに助け、助けられる関係なのです。それはABCやグループミーティングで「スポンサー」はあなたの友人にナプキンプレゼンテーションをしながら、同時にあなたのトレーニングもしているのです。

あなた自身のためにいくつかの目標を設定することを提案します。あなたのプログラムの2合目に達したころには、この10のプレゼンテーションをしっかりと学びそして理解してください。道のりの4分の3に到達した時点では、あなたは他の人に教えることがきるようになっていることでしょう。あなたが頂上あるいはそれ付近に到達している時は、あなたのグループの人を教育して、彼らが他の人にも教えられるようになっています。そしてこれらのステップを比較的短い期間でマスターすることができればすばらしいことです。

この本(あるいCDも含めて)に書かれているそれぞれテーマに沿い、腰を据えて何度も何度も繰り返し、読み込んでしっかりと学んでください。もしそのことをするようにという宿題を与えられ、本を5回、6回、あるいは10回読み返し、今から1年後、あなたが毎月、20万円、30万円、40万円、あるいは60万円を稼ぎ出すことになるなら、週5時間から10時間程度費やすことは悪いことでもないでしょう。平均的な人でも週に10時間以上はテレビを観ていますので、この宿題をすることによって習慣を変えて、ひいては人生を変えるということに思いをはせてみるというのはいかがでしょうか。

これは「学校へ通う」とても良い方法だと、もうあなたは認めざるを得ないのではありませんか。ではここで大学の教科書の頁をめくって、そこに書かれている事柄をさーっと読んでみてください。残念ながら大学の教科書に書かれていることを実践しても、あなたに上記のようなお金(週20~60万円)をもたらすようなことはありません。

ようこそ、ネットワークマーケティング大学へ!

最初にすべき4つのこと

  1. ビジネスに参加する
  2. 商品やサービスを使う
  3. 高速ギアにシフトする
  4. 友人と商品やサービスの良さを分かち合う(小売りに相当する部分)

【ヒント】「今の時代」を活用する 〜大成功者が22年かかったことを3-5年で済ませるには?


ネットワークマーケティングの世界で40年にわたって大成功されている(今は主に豪州と欧州で大きな実績を残されているようです)ドン・フェイラさんが2015年12月におこなったという最新のセミナー内容を我々の代表が翻訳したものを紹介します。

日本の現場のリーダーも「今の時代」というものをもっと考慮するべきかもしれませんね^_-

自分も日本において、既に10年ほど前に、適切にネットを活用したことによる想像以上の大きな効用を体験しました。

欧米ではネットワークマーケティングの世界でのインターネットの活用は、我々日本人が想像する以上に進んでおります。

今はさらにIT技術が進化していて、大抵のことは出来てしまいますからね^_-Skype(Microsoft)だけでなく、最近はFacebookやGoogleもさらに凄い仕組みを提供始めました。
世界中に、無料で、人数制限しに、セミナー配信を動画ですることすら既に可能です

-以下注目-

「22年かかったことを3−5年で済ませる」(抄訳)ドン・フェイラ2015.12月

Q:新規登録 500 人/日。それはわかるが、これをどうやって 3-5 年で 実現しますか?

A:32 年前は本しかなかった。その前は本さえなかった。いまは全く違う。
従来:5 人(2 ヶ月),25 人(4 ヶ月),125 人(6 ヶ月)
今の時代:10 人,100 人,1,000 人を 1 年で可能。 さらに 1 万人、 10万人、100万人が可能な時代。 すべて数字の問題。

昔はシズルセッションなどでみんなが集まっていた。
いまはスカイプで全世界の人が簡単に集まることが可能。

Q:数字が大きくなると、段々「スポンサリング」「リクルーティング」にずれてくるということはないか?

A:デュープリケーション(複製)が重要。どのようにトレーニングをするかの問題。

手順は簡単:友達に「何がほしいか」聞く⇒どうしたら獲得可能だろう か?⇒それにはネットワーク・マーケティングが一番、それしかない⇒ネット ワーク・マーケティング形式のビジネスはどうするの?

  1. ナプキンプレゼンテーション(3-4 時間かけて。いまはやるひとはいない。)
  2. 本を貸す「Own Your Life」と「Own Your Lifeアクションブック」
  3. インターネットでビデオを見る(45 分)→ネットワーク・ビジネスの運転免許取得
  4. 車(会社商品プラン)を見せる

Q:自分からの直紹介に数字を納得させることはできるが、その先が むずかしい。

A:まずは知り合いから伝えていくこと。

Q:周囲に成功者の例もなければなかなか信じてもらえない。
ましてや、10-100-1,000-10,000 人という話になると、これは単なる 理屈なのか、現実的なものなのか説得が難しい。

A:数々の証言がある。Jimmy “Butcher” Smithが代表例。
Faillavilla.com
の ビデオもいい。
↓  ↓  ↓

この別荘には何の抵当権も付いていない。

クルーズに参加したらいい。たくさんの人が参加している。

トレーニングも簡単。内容が簡単なので、デュープリケーションも簡単。

Skype で一度に 20 人のトレーニングが可能。

Q:確かにものすごく簡単な方法なので、多くのデュープリケーションが 実現している。

A:世の中には健康に関連したネットワーク・マーケティング形式のビジネスが多いが、 私は「何がほしいのか?」(自分人生)のアプローチをとっている。

病気の人はわずか 8%。何かほしいものがある人は95%。 健康の話は基本的にはしない。

“仕事”や”通常のビジネス”でほんとうに欲しいものを手に入れようとするのは困難。
つい最近、40 年間”仕事”をしていた友達が自己破産した。

Q:Don ありがとうございます。

A:良いお年を。

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