閑話休題〜金澤流麺物語 第183回
またまた一週間もブログ更新が滞ってしまった(>_<)
ほんますんません(>_<)
気合が足りない。
寝ずに書け!と自分に厳しく!
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前回のブログで夏限定『真夏のエル☆ミナミーニョ〜和え麺キシカーナ』を出した経緯、出したことによる反応、そしてそれを経て自分の感性に従ってこれからもケッタイならーめん作り続けたるねん!と決意した事を書きました。
そもそも僕の考えていることやアイデアなんて特別変わった事じゃないし、特別『ケッタイ』でもないと思うんですよね。
だから僕が今の店を出すにあたって考えていたコンセプトや味を「先にやられたらどうしよう?」なんて思ってたくらいで。
でもいざ開店してみたら「新しい」「食べた事ない」「面白い」といった反応がめちゃくちゃ多くて。
でも、大阪や東京の情報を仕入れたりするとほんまにビビるくらいに多種多様なアイデアに溢れたらーめんが山ほどあって、僕なんて全然まだまだ、何にも個性なんて出せてないと思います。
だからもっと色んな事を学んで吸収して、また自分というフィルターを通して表現して、自分を磨きつつ確固たる世界観を築き上げたいと思います。
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9月に入りましたね。
時にまだ気温も30度を超える日もあったりしてまだまだ暑い日もありますが、9月に入った瞬間から『夏』というには空々しく感じますね。
でも、『秋』というにはまだ早いような・・・。
『夏』に後ろ髪を引っ張られるような・・・。
でもハシャギ過ぎた夏にはもう戻れないような・・・。
そんな倦怠を感じさせてしまう9月。
そんな9月に、「まぁまぁ、ちょっと深呼吸して、そこの木陰に腰下ろして、難しい事考えずに、休み休みいこうよ」という想いで作ったらーめんが
9月限定『9月のシエスタ〜アグロドルチェに抱かれて見る夢麺』です。
シエスタとはスペインで昼食後の昼寝の時間、みたいな感じの意味ですね。
この忙しい現代社会でシエスタなんて味わってる暇はきっとないと思いますが、夏が過ぎた今、気持ちだけでもシエスタを味わってもらいたくて作りました。
パプリカオイルを絡めた麺にジュレ(らーめんスープをジュレにしました)を乗せ、その上にアーリーレッドのアグロドルチェ(赤タマネギの甘酢煮)を乗せました。
パプリカオイル、麺、ジュレ、アグロドルチェを和えつつ召し上がってください。
ジュレの塩気と酸味をアグロドルチェの甘さで包み込みます。
アグロドルチェはただの具ではなく、今回のらーめんの味の肝になっていますので、是非是非混ぜ混ぜしながら食べてみてくださいね。
9月いっぱいの限定麺です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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