
水へのこだわり~金澤流麺物語 第126回
前回のブログで
「塩っけに頼らずにコクや別の
方法論で味の輪郭を作る」
という事を書きました。
これ、ご家庭でも出来るので
ぜひぜひ減塩生活のヒントにしてください。
例えばこんな感じのオニオンスープを
作る時、なんか味が物足りないなぁ?
なんて感じた時、どうしても塩を
足したくなりませんか?
そんな時、ほんの少しお酢やワインビネガーを
加えてください。
酸味がきゅっと味を引き締めてくれて、
結果塩を減らす事が出来ます。
塩を減らす調理方法はまだまだあると思うので、
僕も生涯勉強を続けたいと思います。
・
僕は海辺の町で店長をしていた時、
あまりにもハードな仕事と
乱れた食事と
睡眠不足から
ずっと健康に不安を感じてました。
きっと成人病になる。
死ぬ時は心筋梗塞か脳梗塞なんじゃないか。
そして、なんで僕はここまで休みなく
ほとんど眠らず働いて、
倒れないのだろう?
倒れる事が出来たら楽なのに・・・。
なんてとんでもないネガティブな
感情と思いを抱いていました。
精神的に末期ですよね。
「倒れた方が楽」とか
「死んでもおかしくない」とか
「この体力の溢れる体が恨めしい」とか
とんでもない事をずっと考えてたのです。
たまの休みにずっとお世話になってた
整骨院のラポール辻堂のヒロ君(マイルドなイケメン。
僕より一回りゴツイ男ですが、優しさの塊みたいな男です)に
「大さん、なんで毎回毎回ここまで痛むまで
うちに来ないの?普通の人なら悲鳴を上げて
倒れてるよ?」
といつも怒られるほどに体を酷使してました。
・
まだヒロ君ほど信頼できる整体師に
石川県で出会えてません。
ヒロ君、出張してきて!!!
・
そんな健康に不安を抱えていた僕は、
とにかく何か手を打たないとやばい・・・
と焦り始めました。
そこで行った事が
サプリメントを異様なほど大量に飲む
でした。
ドラッグストアに行き、
どんなサプリメントが自分に必要なのかを
調べていると・・・・
ビタミン各種、鉄分、亜鉛、コエンザイム、
カルニチン、Q10、なんやらかんやら、
気がついたら15種類くらいのサプリメントを
毎日飲んでいました。
それを見た一人のスタッフが
「大さん!ちょっと待ってください!
そんなにサプリメントを大量に飲むもんじゃ
ないですよ!!健康の前に肝臓を壊しますよ!!」
と注意してきました。
でも僕は休みもなく睡眠時間も一日に3時間くらい。
食事はオーダーの切れ目に食べるレトルトカレーや
ご飯にらーめんのスープをかけただけのもの。
それらを次のオーダーが入るまでの
物の2分くらいに胃袋に流し込むのが
僕の毎日の食事だったんです。
だからそんな僕にとってサプリメントは
『健康補助』ではなく
『病気にならない為のおまじない』
だったのです。
以下、次回に続きます。
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